未来の種を地域の人と一緒に
育んでいけるような工務店に

私は、現場監督としてこの業界で長年経験を積んでからいくお工務店を創業しました。まだ現場で下積みをしていた頃、地域工務店やハウスメーカー、設計事務所などのお仕事をさせていただく中で「家を建てる」ことだけが仕事になっていて、全体的に流れ仕事になっているように感じたことがあります。

地域の工務店として考えた時に、果たしてそれで本当に良いのか？自身も3人の子どもを育てる地域の一人として考えた時に、建物だけでなくそこで暮らす大人や子ども、街のつながりなど「地域をつくる」ことに直結する仕事をしているからこそ、何かより良い未来のためにできることがあるのではないだろうかと思ったのです。

地域社会を持続的にするには、失われつつある人や企業のつながりや、未来を担う子ども達を取り巻くより良い生育環境を地域から生み出していかなければなりません。そこにどう関わることができるのか？

私たちいくお工務店が出した答えは、持続的な建築を建てる・改修する建築事業だけに留まらず、地域社会を支えるコミュニティ形成・子どもの生育環境をサポートする居場所支援・地域の人や企業の生きがいとなるイベントを地域社会に提供していくということでした。

代表取締役　中前 育雄